埼玉県教委が、埼玉県公立高校の前期入学試験の合格者に対し、入学を辞退しない旨の誓約書を提出させて入学許可の条件としていることが分かった。
埼玉県教委は「合格者の流出を防ぎ、後期試験の募集人員を確定するため」と説明する。県教委作成の入試要項で「提出後の入学辞退は原則認めない」と明記され、入学許可の条件として前期の合格発表の翌日に提出させる。
埼玉県の公立高校の前期入試は2月上旬に実施され、県内や都内の私立、国立大附属の試験や合格発表は前期の合格発表と前後して2月中旬に行われるため、公立高校に誓約書を提出し、入学を辞退できないとなれば、私立高校や国立大学附属高校の進学は諦めざるを得ない。
私学側や教職員組合から「優秀な生徒の囲い込みで、人権上も問題」との批判が出ており、誓約書を取るなら、せめて私立高校、国立大学附属高校の合格発表があったあとでもいいのではないかという意見もあります。
実際、2008年度の前期入試では、7人以外は全員誓約書を提出したそうです。
県教育局高校教育指導課の「誓約書は推薦のころから続けてきた。合格者が後から私学に流れると、公立の定員にくるいが生じる。各中学校長には、生徒に高校に誓約書を出して入学するよう指導をお願いしている」と言うが、2009年度前期入試ではどのように扱われるか、注目しておきましょう。
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