埼玉県立高校の入試制度を検討していた県教育局は2007年4月7日、入試日程を二?三週間ほど遅らせることや受験生全員が学力検査を受けるとした見直しの骨子案をまとめた。
現在中学二年生が高校受験を迎える平成21年(2009年度)から変更する見通し。学力検査のない推薦入試が本格的に導入された1994年度以降、15年ぶりに学力検査が必須となる。
主な変更点
◆約40%だった前期募集の定員を全体の80%まで増やす
◆これまで総合問題や作文を行っていた前期入試は、面接や調査書の選抜のみだったが、2009年度からは5教科の学力検査を必須とする
◆前期で必須だった面接は選択実施とする
◆5教科の学力検査が必須だった後期募集は三教科(英国数)とし、定員は約10から20%とする
◆入試は前期を2月中旬に、後期は3月上旬に実施する
◆ 一律に同じ試験問題ではなく、学校が難易度に合わせて問題を選ぶことができる「選択制」導入については検討中
この案では、3学期も生徒が中学校、高校で授業や行事に集中できるよう配慮したもの。これで2009年度入試からは学力検査を受けずに受験者が合格することはなくなった。
一方、後期は受験者の負担を軽減するため、5教科から3教科に減らした。同局は2009年度導入を視野に骨子案を公表していたが、私立学校や中学校から「準備が間に合わない」との意見が相次ぎ、一年遅らせることになった。
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