長野県の高校教育課によれば、平成21年(2009年)11月16日(月)に開かれた第899回教育委員会定例会において、「長野県公立高校入試における前期選抜の見直しについて」議論されました。
議事録によると、前期選抜入試導入の趣旨は、学力検査以外の多様な評価の尺度により入学者を選抜することであり、その意義を十分に認めた上で、各校で前期選抜入試の実施の有無について検討するとしました。
現在、前期選抜入試で指摘されている主な課題は、
(1)前期選抜における不合格者数の多さ
(2)前期選抜の不合格者のほとんどが後期選抜で再び同一の高校を受検
(3)合否判定基準の曖昧さあるいは合否判定への納得が得にくいとの指摘
各高校が前期選抜の有無を検討する際の留意事項として、
◆選抜制度の安定性という観点から、一つの高校で毎年実施の有無が変わるようなことは避け、実施の有無を変更した場合は、一定期間は継続できるように留意する。
◆実施の有無を変更する場合は、前年度末までに公表できるようにする、としています。
今後の前期選抜入試の検討スケジュールは、
平成21 年12 月末 前期選抜の実施について各校で協議
平成22 年 1月 中学校などと意見交換
平成22 年 2月末 各校の原案作成
平成22 年 3月 前期選抜を実施する学校と実施しない学校を発表
平成23 年度入学者選抜から実施
となっています。
