2009年の入試で、石狩管内の道立高校で学区制が廃止となる。
※2009年度入試から、石狩第1~7学区が一つに統合。学区外就学枠(募集定員の5%)は残される。
これに伴い、新たな生徒獲得策を導入する学習塾が相次いでいる。
人気校の倍率が上がるなど受験生の動向に変化があると予想されており、塾各社は特進クラスの新設や講師の質向上などに力を入れる。少子化で受験生の減少が続くなか、生徒の新規獲得、囲い込み競争が熱を帯びそうだ。
道内学習塾の進学会は学力上位校に受験生が集中するとみて、今春から札幌南高、北高などの進学校を目指す「南北トップコース」を新設した。中学1年生から3年生まで各学年につき20人程度の1クラスのみで大通会場(札幌市中央区)に設けた。
同じく道内学習塾の「練成会グループ」の札幌セミナーとれんせいは生徒や保護者との面談の回数を増やすほか、中学校の教員との情報交換も密にし進路指導を強化する。学区変更で受験生の動向がどう変化するかを不安に感じる生徒や保護者が増えていることに対応する。
進学会やれんせいは中学生の高校受験がメーンだが、少子化が進むなか、小学生、高校生の獲得が今後の課題。進学会が「南北トップコース」を新設したのは、高校進学後も引き続き通ってもらい大学進学実績を上げるという狙いもある。
静岡県が地盤で、2005年に北海道に進出した秀英予備校は今夏、北区の新琴似駅前に新校舎を開校する。冬にももう1校開校する計画で、道内30校、石狩管内で24校体制となる。
河合塾は2008年、札幌駅北口に新校舎を開校。桑園駅前と大通公園の2校は閉校した。



